2019年1月9日 40年前の続きが始まった

ずっとずっと昔

私が18歳の時

 

私はある男の子を好きになった

ちょっと遠い親戚の男の子

 

18で東京に出てきて、行く当てもない誰も知り合いがいない私には

ちょっと遠い親戚に行くことだけが

楽しみであり、家族みんなで歓迎してくれて

寂しさを少し忘れさせてもらった

 

同じ年の男の子を好きになった

とはいっても、田舎から出てきた18歳の

高校生の続きの好き・・・というかわいい恋

 

私が転勤になってその家にはなかなか行けなくなって

 

でも、手紙を出していたのだけれど

 

全く思い出せないくらい

どうして分かれていったのかも

だからきっと

その時『終わり』という決着という区切りがなかった

 

 

そして

 

互いに子供も配偶者もある家族の父親、母親として

出会うこととなった

 

再開・・・再会ではなく再会

私たちはまだあってもいない

ラインという、互いの肉体という厄介なものをまとっていない

削除も自由だから、軽く『好き』なんて言葉も言える

 

私たちは今になってあの続きを始めている

 

 

 

 

 

というようなシナリオ的な?

本的な?

何か物語が書けたらいいなぁと